やっとクラブが握れた。
1ヶ月ぶりぐらいか?(笑
ブランクがあっても
いつも通りのチェックをするだけ。
下半身
脱力
頭は右足の上
左肩を深く
ゆっくり降ろす
上から順にチェックしながら
リズムを作る。
私はまだまだ下手くそだから
たかだか1ヶ月振れなかっただけで
簡単にスイングが崩れていく。
かといって
特別なことはやらない。
いつも通り。
いつも通りの課題をひたすら繰り返すだけ。
ブランクが空いて最も駄目になるのが
手首の角度。
「手首のライ角」を維持できない。
いつもそうだ。
インパクトで手首が伸びてしまい
ここまでひどくないが(笑
おおげさに言えばこんなダメダメインパクトになる。
手首が伸びたら
シャンクは出るわ
右に打ち出すわ
捕まらないわ
何もいいことなし。
手首の角度を維持しながらゆっくり降ろすこと。
クラブが振れるだけで幸せ。
そういう体なんだから
焦らず無理せず我慢して
練習ができる体のときに練習すればいい。
怪我をして
無理をして
自ら「ゴルフ寿命」を縮めている
我慢ができない人達と
同じことはしない。
悪い癖は
ちょっと油断するとすぐ顔を出す。
ブランク明けのお決まりだってことは
十分理解しているから
一打一打注意しながら丁寧に。
自分なりの
注意事項を
記録。
注意事項。
一般論は必要ない。
他人のスイングを
分析したがるアマチュアは山ほど居るが
スイング理論に長けたゴルファーにだけは
なりたくない。
知らなければいけないのは
スイング理論でも理想の形でもない。
最も知るべきは
自分。
まずは自分。
自分を知ること。
自分の癖や
自分の良いところ悪いところを
熟知できている人が上級者。
スコアに大きな影響を与えるのは
アプローチとパット。
どちらも形ではない。
スイング理論とは
最も離れた位置にある一打。
スイングや道具を熟知したところで
スコアへの影響はたかが知れている。
プレー中の自分のゴルフを
プレー中のメンタルや意識の置き場所を
もうひとりの自分が
ちゃんと客観視していたい。
形を作るのではなく
流れやリズム
イメージや振り抜きを大切にしたい。
課題は課題として修正、矯正すべきだけど
そこはスコアを決めるファクターではない。
いい球が打てれば
いいスコアになるという
根拠なき幻想を抱くことがないように
脱力
ボディーターン
ビハインド・ザ・ボール
振り抜き
リズム
イメージ
形とは関係のない部分を
いつも重視したい。
脱力の目安は
左肩の入り具合から計れる。
手打ち
力み
打ち急ぎ
が
ゴルファーのミスの8割を占める。
まずはそこから。
どれも形ではない。
理論でもない。
左肩がどこまで回るかは個人差がある。
体型
年齢
性別
体調
どこが理想なんて位置はない。
私には私の目安がある。
自分を知るとはそういうこと。
他人の理論は自分に通用しない。
参考程度でいい。
スリークォーターの位置で
左肩がほぼ入り切るように。
手やヘッドが
トップに収まる瞬間に
切り替えしが始まるように振れた時が
私のベストタイミング。
トップでヘッドがぐにゃんと垂れないように。
トップで挙動が不安定にならないように。
トップで
ヘッドをそっと置くように
そんな間合いのスイングをしたい。
この手の位置で
肩がここまで入っていればOK。
ほぼトップでの位置。
コースでこれが再現できれば合格。
脱力ができている。
手で上げていない。
その目安の位置。
「右でさばく」スイングができている。
どの位置が理想だとか
どの位置はダメだとか
他人を論じるのではなく
いつも自分を知る努力をしたい。
他者と比較するのではなく
自分のいい時と
悪い時を比較するゴルファーでありたい。
ゴルフに一般論は必要ない。
自分のスコアに影響することはないから。
自分を熟知している人こそ
コース上で修正が利く人こそ
上級者だという認識が私にはある。
誰も真似のできない独特な形やリズムを
いつも再現できるゴルファーが
上手い人だと私は思っている。
世間の常識なんて
その殆どが
固定概念や自己主張。
それまで
常識と呼ばれていたものの多くは
数年後
数十年後にあっさり覆されるもの。
ゴルフに限ったことじゃない。
一般論をどれだけ熟知したところで
一般的レベルにしかならないということ。
流行りものを追わず
奇をてらわず
昔から変わらないものをいつも大切にしたい。
マナーに対する考え方も
プレー中のメンタルも
コース戦略も
クラブ選択も
すべて。
人がどんなスイングかが大事なのではない。
人がどんなゴルフをしているかが大事なのでもない。
自分がどんなゴルファーになりたいか
自分はどんなプレーがしたいか
いつもそこを目標として大切にしていきたい。
メンタルだメンタルだと騒いでいるのは
私だけのゴルフ。
スイングがスコアを崩すことはあまりない。
多くても
せいぜい5,6打がいいところ。
昨日今日
クラブを握った初心者じゃないんだから。
5年も10年もやっていれば
みんなそれなりの技量を持っている。
スコアを乱すのは
スコアを崩すのはいつも
力み
打ち急ぎ
欲
技量に見合わない戦略
プレッシャー
そんなものばかり。
オンプレーンに振れているかとか
トップの位置がどこにあるとか
フィニッシュがどうだとか
そこじゃない。
5月に開催された
ステップアップツアー
エディオンレディース初日。
誰かがどこかのホールで
+6という大叩きをしていた。
解説の岡本綾子プロが
自分の過去を思い出していた。
彼女がプロになってからの
ワーストスコアは
ひとホールで13打だそうだ。
何かのプロアマでやらかしたそうだ(笑
あの
岡本プロですら
多くの弟子を抱える世界のトッププロですら
ひとホールで13打叩く。
技術だけがスコアを決めるなら
そんなことは100%ありえない。
ミスに焦り
ミスに戸惑い
自分を見失う。
毎日毎日一生懸命努力を続けている
ゴルフにすべてを注いでいる
トッププロですら。
ミスは誰にでもある。
ミスはいつでも起こる。
私ごときが
2,3発のミスで自分を見失っていたら
それこそ笑いものだ。
どんだけ自分が上手いと思ってんの?
と。
OBなんて笑って終わり。
シャンクなんて笑って終わり。
下手だなぁ・・・
で終わり(笑
次の一打で修正すればいいだけのこと。
そのために必要なんだ。
自分を知るということが。
自分さえ知っていれば
自分さえコントロールできれば
いつでもどこでも
そのミスをリカバリーできるチャンスはある。
一発のアプローチ
一発のパットで
いつでもリカバリーできるのが
ゴルフのいい所だと思うから。
自分を知っていれば
それができる。
一般論や理想的なスイングが結果を決めるのではない。
どこまで
どこまで自分を理解できているか。
左肩をしっかり入れること。
私にとって
脱力が維持できている証。
他人とその位置を比較するのではなく
自分の良いときと悪いときを比べたい。
一般論はいらない。
私は私のゴルフを
続けていくだけ。
メンタルがスコアに与える影響。
420yのミドルホール。
打ち上げのアゲンスト。
480yのロング。
打ち下ろしでフォロー。
ふたつのホールはどちらも
実質450y程度。
同じ距離なんだから
本来
同じようにプレーするだけでいいはずなのに。
ミドルが450yだと思うのと
ロングが450yだと思うのと
同じ気持ちでプレーできるかな?
ロングだから
ミドルだから
その固定概念が
ゴルファーの心理を大きく揺さぶる。
たったそれだけで
ティーショットに対するプレッシャーを
自ら強くかけてしまう。
自滅メンタルのプロローグ。
打ち上げだろうが
打ち下ろしだろうが
ミドルだろうがロングだろうが
450yは450y。
自分の技量でやれることは限られる。
ピンから逆算して
どこから3打目のアプローチを打てば
自分の技量や飛距離に対して優しいゴルフができるか?
考えることって
それだけでいいはずなのに。
「短いロングだからいいスコアになるはず」
「ミドルだからセカンドで届かせなきゃ」
どちらも
「設計者の罠」であることも知らずに
まんまと”型に嵌められて”しまう(笑
レイアウトやハザードだけで
心が負けてしまう人
ヤーデージを見ただけで
一喜一憂している人
そういう人達は
メンタルが
そのままスコアになってしまう。
ミドルとか
ロングとか
その概念は本来必要ないはず。
450yのロングも
450yのミドルも
やることは同じ。
「3打目をどこから打つか?」
ミドルだろうがロングだろうが
スコアを作るために必要な考え方は同じ。
自分の技量に応じて
「3打目にとってベストな位置」へ運ぶこと。
ロングだから
ミドルだから
という固定概念が邪魔をして
やるべきことより
プレッシャーや欲が顔を出す。
視点を大きく変えてみよう。
420yの打ち上げのアゲンストは
「450yの短い”ロングホール”」でいい。
短いロングならゆとりを持って「パー(5)」を狙える。
480yの打ち下ろしのフォローなら
「450yの”長く難易度の高いミドルホール”」ぐらいのつもりで。
欲張らず
無理をせず
きっちりマネジメントすることが先。
プレッシャーは半減し
油断は集中に変わる。
長いホールになるとプレッシャーに負け
短いホールで油断して叩く。
ゴルフあるあるだ。
ヤーデージがどうであれ
ミドルであれロングであれ
あなたの飛距離はいつも同じ。
あなたの技量もいつも同じ。
あなたが同じである以上
そのホールが
ミドルかロングかは関係ない。
600yであろうが
90yであろうが
ゴルファーがやることはいつも同じ。
「次の一打のために何をすべきか?」
それだけ。
そこに
狸の皮が何枚取れるかという
そこに
何枚取られてしまうかという
欲を混ぜてしまうから
大事なことを見失う。
雨で飛ばないと力む
ラフが深いと力む
アゴが高いと上げようとする
人の本能。
ゴルフは
その本能をどれだけ制御できるかというスポーツ。
設計者の罠は
レイアウトやハザードだけじゃない。
ヤーデージでプレッシャーを与え
ヤーデージで油断させる。
必ずどこかに罠を張って
じーっと待っている。
打ち上げなら
グリーン手前や左サイドにイヤらしいバンカーを配置して。
そういうホールは決まって
わざと受けグリーンにして目の錯覚を誘発させて。
難しいミドルを必死で2オンさせたがる
「強欲者」を設計者は鼻で笑う(笑
打ち下ろしなら
グリーン右に奥に深いラフや高い高い砲台を作って
あえてグリーンを逆受けの順目にしてオーバーさせようとする。
手前からという
基礎を無視したお調子者に
痛い痛い罰を与える。
「パーがいくつか」
という固定概念を持たなくなると
やるべきことがとてもクリアに見えてくる。
できるかな?
そういうゴルフが。
「パーがいくつか」をいつも気にしている人は
いつもオーバーパーを計算しながらボールに向かう。
30台出せるかも
40台になるかも
90切れそう
100叩いちゃう
頭の中はいつも
マネジメントとは関係ない
スコアメイクに必要なこととは縁遠い
狸の皮の枚数ばかり数えている。
自分の技量も考えず。
スコアありきのゴルフとは
そういうゴルフだ。
いいスコアを出したいと思うのは自由。
問題なのは
そのせいで自分を見失うこと。
そのせいでホールに仕掛けられた罠に気づけないこと。
ロングだろうがミドルだろうが
どっちだろうが
実質450y。
450yは450y。
そのホールを
ミドルとするかロングと設定するかは
ゴルフ場の勝手。
設計者の自由。
距離規定の範囲なら
パーをいくつに設定するかは作る側の勝手。
プレーする側には関係のないこと。
その勝手な部分に
意識を飲み込まれてしまう人が
いつもメンタルでスコアを崩す。
日本プロが開催された
ゴールデンバレー。
コースレートは確かに日本最大だが
プロがプレーすれば結局
優勝スコアは9アンダーにまで伸びた。
いつものコースと大差ない。
もっともっと
スコアにならないコースはいくらでもある。
スコアは
「コースレート」が決めるのではなく
グリーンの硬さや速さ
ピンポジションやラフの深さ
天候など
他の要素によって決まる。
日本一難しいかどうかは
プレーヤーが決めること。
二日間で28オーバーしてしまうプロも居れば
四日間を9アンダーでプレーできる人も居る。
同じプロでも。
パー72だと思えば
コースレート77は難しく思えるが
パー85と設定すれば
コースレート77は大したことない。
600yならパー6にすればいいし
450はパー5にすればいい。
それを
パー5として
パー4として無理をするから
ガタガタに崩れてしまう。
6で上がれるはずのロングを8や9にしてしまい
5で十分なはずのミドルを7や8にしてしまう。
アマチュアの技量なら
ボギーで十分なホールだったはずなのに。
そんな経験は
どのゴルファーにも
必ず身に覚えがあるはずだ(笑
そういう一打は
技量では減らせないの。
距離も長く
池ばかりで
ラフも深く
グリーンも難しい
そんなコースでも
平気で72のゴルフをしようとする。
プロですら
一日14オーバーするコース。
トッププロですら86だ。
アマチュアが同じ考えでプレーしたら
そりゃ無茶だ(笑
ロングを全部ロングとしてしまう強欲さや
ミドルは全部ミドルとしてしまう固定概念こそ
メンタルがスコアを崩す大きな原因。
勝った手嶋プロは
「コースマネジメントに徹底した」と。
そういう人が勝つコースなんだ。
今の技量が急に上がることはない。
今の技量で
今できるベストなプレーをすることは
プロもアマチュアも違いはない。
勝つために狙わない
勝つために無理をしない
そういう発想がゴールデンバレーには必要だったんだと
45歳のベテランが競り勝った結果から伺える。
今回はまさに
心理戦だった。
全米オープンや
全英オープンと同じ。
まもなく始まる
パインハーストもそんなコース。
面白いぞ。
心理戦。
消耗戦。
難しいコースに慣れていない人が
いきなり難しいコースに出たところで
戦う前から負ける。
日本の選手達が
そんなメンタルで向かったら
ボロボロに叩いて終わるだろう。
ゴルフはメンタル。
技量を磨いただけじゃ
どうにもならないことが山ほどゴルフにはあって。
今回は珍しく日本でも
そんなことを学べる試合だったと思える。
難しいと思ったら負け。
戦う前から負けていたら負け。
雨ゴルフと同じ。
どんなスポーツでも同じ。
ロングだとかミドルだとか
固定概念を基準にプレーするのではなく
いつもピンから逆算して
自分の飛距離や技量に応じたベストルートを見つけ
その戦略通りのプレーをできたときに
嬉しいと
楽しいと思えるゴルフをしたい。
その中で
1日1回2回はチャレンジしたい。
技量の少し上にチャレンジしたい。
失敗しても後悔しないよう
心の準備をしっかりとして。
「ボギーオンマネジメント」
なんて簡単に使っている人は多いが
そんな単純なものじゃない。
ボギーオンを
18ホール徹底できる
貫ける強いメンタルが
あなたにはあるか?
欲を抑えられるか?
我慢ができるか?
そんなゴルフを
そんな練習を
コースでやったことがあるか?
18ホール全部ピンデッドに狙うゴルフは
誰でもできる。
誰でも。
何も我慢しなくていいから。
誰でもできること。
「18ホールをどうプレーするか」
状況やホールに応じて臨機応変に戦略を変える
”頭の柔軟さ”をスコアに繋げる
手段のひとつが
ボギーオンマネジメント。
トッププロですら
普通にやらなければならない大事な大事な
マネジメント。
メンタルや
戦略のミスでスコアを崩したくない。
その土台があって初めて
チャンスの時に
狙うことができると思うから。
チャンスをモノにできたところで
他で安易なダボやトリを打ったら
そのチャレンジは水の泡。
成功をちゃんと結果に反映したい。
ナイスショットを打てた時ぐらいは
ちゃんと結果につなげたい。
メンタルがスコアに与える影響は
アベレージゴルファーが思うより
ずっとずっと大きいこと
記録。
手首のライ角。
「ライ角を変えれば弾道が変わる!」
その昔
ライ角商法と呼ばれた
結構悪質な業者が存在した。
そんな昔でもなけど(笑
スイングも見ず
球が捕まらないと相談をすると
即、ライ角が合っていないとアドバイスして
アイアンを買い替えさせる。
球が捕まりすぎて引っ掛けると漏らせば
それはライ角が合っていないと言って
ライ角調整が可能な軟鉄鍛造ヘッドのアイアンに買い替えさせる。
ひどい話だ。
知識と基礎がないアベレージに
道具を売りつけるための
口実に使われるのが
ライ角だ。
確かに
ライ角は弾道への影響が大きい。
それだけで弾道が変わる人もいる。
が
それはあくまでも
インパクトにおけるリストワークが一定な
基礎が備わっている
かなりの上級者レベルの話。
ライ角いじる前に
手首のライ角の安定が先。
道具は
上手くなってから。
トッププロの真似して
やれリシャフトだ
やれライ角だと
どんなにそれっぽく
知ったかぶったって
スコアには何の影響もない。
不安定なインパクトの手首では
どんなにいじっても焼け石に水。
フックやスライスを
シャフトやフェースアングルでどうにかしようとする
アベレージ思考と同じ。
まずは自分。
道具を疑う前に自分の基礎や技量を疑え。
道具を変えたりいじるのは
金さえあればいつでもできる。
安易な道に走るな。
まずは努力から。
手首のライ角は
入射角やミート率に大きな大きな影響がある。
アイアンのライ角を0.5変えると
捕まり方が”やや”変わるように
ほんのわずかな手首の伸びが
そのまま結果に大きな影響を与える。
リストワークはショットの要。
手首を痛めないためにも
手首に負担をかけないためにも
リストワークは必ず学ぼう。
手首は一度怪我をすると
長年響く。
ひじや腰と同様
手首はスイングの良し悪しが
そのまま負担の度合いに繋がる。
ブランク明けで最も危険な
手首の緩み。
シャンク最大の原因でもある
インパクトでの手首の伸びは
普段の練習から常に意識すること。
一打一打
手首の角度が変わったら
再現性は絶対に高まらない。
不安定な手首が
不安定なスコアの元。
基礎を正しく学んでいる人なら
誰でも知っていること。
アドレスで作った
「手首のライ角」を
できるだけインパクトまで維持できるよう
意識して練習を継続したい。
70点かな。
よしとしよう。
インパクトで手元が浮くと
ダウンブローはおろか
ミートは先っぽにもヒール側にもブレてしまう。
道具のライ角より
まずは手首のライ角を。
パッティングの極意!
そんなものは
ない(笑
残念でした(*σ´┰`)
いよいよ始まった全米オープン
毎回難易度がべらぼうに高いコースで
セッティングも究極と言えるほど厳しくする。
4日間でパープレーとか1オーバーとか
世界一に相応しい条件で開催されるから
本当に面白い。
ゴールデンバレーなんて比じゃないんだろな。
きっと。
しかしみんな
パターが上手い。
普段使わないテキサスウェッジも
なんなくこなす。
世界のレベルはやっぱり桁違い。
極意を持っているからではなく
相応の努力と経験を積んでいる。
ただそれだけのこと。
極意などない。
極意はないが
手段はある。
そう信じて毎日練習をすることが
とても大事なのだと改めて感じる。
パッティングの基礎をしっかり身に付けたら
あとは
その手段をとことん信じて
ブレずにずっと継続すること。
・距離感は目線から
・決め打ち
そのふたつだけ。
私はそのふたつだけ。
練習でもコースでも
常にそのふたつだけを信じ
同じ事をずっとずっと続ける。
どこまで打つか決め
決めたら迷わずそこへ。
たったそれだけ。
極意でもなければ
奥義でもない。
手段であり
私だけのシンプルな答え。
寄せるための。
入れるための。
パッティングに極意などない。
スイングにもない。
そんなものはない。
言葉に惑わされるな。
シャフトの長さとヘッドの重さを使う。
球を打つのではなく
クラブを振る。
長いクラブは
その長さを利用したい。
トップはどうだとか
軌道をどうだとか
フォローはどうでフィニッシュはどうで
壁がどうだ
軸がどうだ
プレーンがどうだ
とか
そんなものは一切無視。
ひたすら
全身リラックスして
ゆるゆるぐらぐらで
シャフトの長さとヘッドの重さ
だけで振る。
打ちにいかない。
合わせにいかない。
体を回転させること。
ヘッドを走らせること。
長いんだから
勝手に飛ぶクラブなんだから
今のクラブはどれも良く飛んでくれるのだから
道具に仕事をさせたい。
私がその邪魔をしないように。
道具に合わせるのではなく
道具を利用すること。
道具に合わせたら上手くはなれない。
道具に振り回され
道具に翻弄されるようなゴルフだけは絶対にしたくないから。
長いクラブには
長いクラブなりの
短いクラブには
短いクラブなりの
特性というものがある。
その特性を
私が邪魔をしないようにしたい。
それは決して
道具に合わせるという意味ではない。
利用をすること。
その特性を。
ついつい
力みがちで
ついつい
飛距離を出そうとしてしまう
ついつい
クラブの仕事を邪魔してしまう
下手くそな私が
ブランク明けにやるべきことは
そういうことだ。
右ひじを浮かすな。
手首のライ角同様
ブランクによる悪癖登場率が高いのが(笑
右ひじの浮き。
短いクラブは
短い分
縦に振らないと左右にブレやすい。
ひじを絞って
縦に。
もっと絞りたい。
右ひじ。
剣道の
上段の構えに振り上げるように
バックスイングしたい。
私が必ず陥る
ブランク明けの大事な課題を
記録。
縦に落とす。
スネデカーが
誰だかわからなくなっちまった(笑
髪型って人の印象を決める
大きなファクターなんだと改めて感じる。
短髪のおいらには関係ないかw
しかしパインハースト。
プロが600yのロングで
3打目を150yも残さないといけない。
あれだけグリーンが大きいのに
ピンを狙えるホールは少なく
実際のサイズは半分あるかないか。
まさに3打目のマネジメントが
スコアを決めると言っても過言じゃない。
リンクス同様
グリーン周りとパッティングでスコアが決まる。
狙わないこと
欲張らないこと
我慢すること
飛距離と技術を持ち合わせたトッププロですら
丁寧なプレーを強く求めてくるコースは
本当に勉強になる。
バンカーが下手だとスコアにならない。
プロもアマチュアも同じ。
初日から厳しいピンポジだから消耗戦は続くだろう。
マルティンが飛び出して
独走状態っぽいが
4日間続くかどうか
まだまだわからない。
私たちがああいうコースでプレーすることはまずないが
どんなコースでも
ゴルファーがやることはいつも同じ。
技量に応じて
コースの難易度に応じて
天候に応じて
丁寧にプレーすること。
ベースはいつもそこに置きたい。
ステップアップツアー
ルートインカップ初日。
解説の塩谷プロへの質問コーナーがあって
アマチュアからメンタルについての質問が。
「我慢のゴルフができるようになるには
どうすればいいのか?」
その問いに塩谷プロは
一言。
「技術がないとお話にならない」
まったくだ(笑
アプローチとパットを一生懸命練習しなさいと。
まったくだ(笑
そういうこともわからないから
アベレージという平均値から抜け出せない。
わかっているフリをしているだけ。
みんなそれが大事なことがわかっていても
ちゃんと実践していない。
「アプローチとパットに重きを置いて
日々努力をすること」
単純明快。
あとは
それを
その当たり前だけど
大事な大事なアドバイスを正しく受け止め
やるかやらないか。
それだけのことだ。
大人は人の話を聞こうとしないから
大人は聞くフリだけしてそれを真摯に受け止めないから
上手くなれない。
短い距離は
短いクラブは
真上に上げるぐらい
縦に。
そのために
短く握り
近くに立つのだから。
始動は上半身の捻転で。
真上から
ゆっくりヘッドを落とすだけで
勝手に高く上がってくれる。
それがSWの特徴なのだから。
クラブの特性の邪魔をしないように
クラブのロフトとヘッドの重さだけで
真上から。
フォローはいらない。
ヘッドの重さだけで
ヘッドを落とすだけでいい。
あとは勝手にクラブが仕事してくれる。
何もしない。
何もしなくていい。
ヘッドを落とすだけ。
ゆっくり縦に落とすだけ。
小細工は一切せず
ひたすら縦に。
アプローチの命は方向性。
方向性第一。
方向性を決めるのは入射角。
高さも距離感もすべて
常に入射角が決める。
ドライバーのように
高くティーアップしたボールは
多少入射角がズレても大きな影響はないが
短い距離は違う。
芝の上
砂の上から打つボールは
入射角がすべて。
アプローチの練習=入射角の安定の練習
縦に
上から安定してヘッドを入れられるようになることが
練習の最大の目的。
パッティングの振り子と同じで
できるだけ縦に振ることで方向性は保たれる。
そのためにシャフトが短いのだから。
ウェッジは。
アプローチが大事なんだから
アプローチの練習を一番多く。
当たり前のことを
当たり前のように黙々と続けるだけ。
私のやり方で。
クローズに立ちボールは左足の前。
左にセットして上から落とす。
簡単に失うダウンブローの感覚を取り戻す
私だけの大切な手段。
ブランク明けの
大事な大事な
私だけの”感覚修正ドリル”を記録。
PR: カードローン、今かりたい
理に反する。
たくさんの伊豆土産と
レイちゃんお手製の
旨ウマ鶏大根を持参してくれた。
お礼に猛特訓(笑
「雨のアプローチが惨敗でした・・・」
練習でも
厚めに入ったり
トップしたりと不安定。
コースでも
ダフりとトップが多かったと。
相変わらず
インに引く癖がまったく直せていない。
動画を撮影し
自宅のテレビを使って拡大してみてもらった。
始動でこれだけインに引いてしまうと
どれだけダウンブローを意識しても縦には降りて来ない。
鋭角な入射角は「上から入れる」のではなく
バックスイングを「鋭角に上げる」ことで決まる。
入射角は
始動~ハーフウェイですでに決まる。
グリップの位置がすでに体と重なり
ヘッドはボールと目標の延長線上から大きく外れ
中に入ってしまう。
ずっと言ってきたことだけど
本人が本気で向き合おうとしない限り
雨風関係なく
わずか50y以内からのアプローチは
ダフりとトップで苦しむことだろう。
レンジでもアフターミーティングでも
そのことだけをしつこく厳しく指摘させてもらった。
修正する手段も含め。
あとは本人が
やるかやらないか。
本人が
本気で
修正しようと
するかしないか。
やらない限り
本気で直そうと必死に努力しない限り
また半年後も
また1年後も
私は同じことを言わなければならないだろう。
悔しいけれど。
指導する側にとっては
一番の屈辱だけれど。
それが教える側の仕事なのだから
我慢するしかない。
やらない人は何も変わらない。
今と何も変わらない。
5年後も10年後も変わらない。
スイングも
当然スコアも。
「真っ直ぐ上げる」
ゴルフで一番難しいこと。
人の体はそういう構造になっていない。
ウッズのバックスイングの方がナチュラルで
私の動きは相当理に反している。
その
理に反した動きこそが
「精度」だと私は思っている。
理に反している動きを
できるようにならないといけないから
ゴルフは難しい。
私だけのゴルフ観。
そう思えるかどうか。
そう厳しく自分に言い続けられるかどうか。
そして
それをやり続ける根気と直向さを維持できるかどうか。
やるか
やらないか
それだけのこと。
ゴルフはメンタル。
最後は根気強く続けた人だけが上手くなれる。
その差が実力の差。
斜めに振って
真っ直ぐ飛ばすこと自体が
相当
理に反している。
人の体の構造そのものが。
だからやるしかない。
狙った方向に
いつもいつも同じ方向に打ち出せるようになるために。
「短いクラブは縦」
1yでダメなことは
50yでも100yでもダメ。
できる気になるな。
できているような気になるな。
コースでの結果がすべてだ。
コースでの結果が実力だ。
雨のゴルフで学んだことを
糧にすることができるかどうかは
課題の内容ではなく
難しいことなんだという強い認識を
持ち続けることができるかどうかで決まる。
手先で始動しないこと。
始動50cmを鋭角に。
上げる角度が
下りる角度を決めると
いつも信じること。
理に適わない
理に反する動作こそが
精度を保つ唯一の手段であること。
ウッズのために
何度も何度も
しつこいくらい何度も
記録。
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理に反する②
左ひじって
引けちゃうよね~
初心者にクラブを振らせると
殆どの人が引けてしまう左ひじ。
初心者がスイングというものを知ると
最初に「自分で直したい」と思うランキング
第一位(笑
つまり
左ひじが引けるのが
ナチュラル。
それが自然なんだと
いつもつくづく感じる。
引けることが悪だとは思わない。
ただ
左ひじが引けて結果を出せる人はとても稀で
そんな自分のスイングを
嫌がる人も圧倒的に多いし
それが原因で球が飛ばなかったり
捕まらない人も非常に多いのも事実なので
教える側としては
修正してあげたいとは思う。
レイちゃんの真似をしようとしたって無理だけど(笑
がんばれ^^v
理に反する
こんなフォローに変身できた時は
きっと何かが変わっていると思う。
ナチュラルさが残るウッズのスイング。
これで飛ぶんだから
それはそれで羨ましい気もする(笑
大きなフォロー
格好いいもんなw
理に反する③
今でも
そう信じている人は多い。
妊婦に温泉はNGという(笑
何十年?
何百年?
根拠なき言い伝えを
ひたすら信じている人は今でも多いが
つい先日
まったく根拠がないというニュースが。
大きな温泉施設行くと
足を滑らして転びやすい所も確かにある。
例えば露天風呂なんかは
岩風呂なんかだとちょっと危なっかしい施設もあるから
そういう点では注意が必要だとは思うけど
今まで常識だと
昨日まで普通だと思っていたものの多くは
実は何の「理」でもない。
人の思い込みなんて
本当にてきとーでいいかげん。
むしろ
リラックス効果で精神的にとても良いと(笑
常識なんてそんなもんだ。
先日
中学、高校と野球経験のある生徒が
こんなことを言ってきた。
「止まっている球なんてチョロいと思っていました(笑)」
野球経験者あるある(笑
もう30人以上は間違いなく
同じ事を聞いた(笑
彼らにとってはそれが「理」なのだ。
動いている球を俺たちは打ってきた。
止まっている球なんてどってことない。
実に理に適った論理だし
そう思うほうが自然だし論理的。
しかし
野球経験者の99%はスライスがひどい。
ハンパないどスライスを打つ(笑
彼らにこそ
ゴルフは「理に反するスポーツ」だと
ゆるぎない信念を持って私は伝えている。
逆。
野球は
基本どこに飛んでもいい。
ファールにさえならなければ
右でも左でもホームランになりヒットにもなる。
相手がエラーしてくれるというオマケまである(笑
何百メートルも先の
わずか10cmのカップに小さいボールを入れることが
どれだけ難しいか(笑
基本テークバックはゴルフに比べ非常に小さいし
静止状態から振らないからリズムが取りやすく
とても楽。
だから野球が簡単だという話ではない。
「球を打つ」という概念の違いと
そもそもターゲットの範囲があまりにも違いすぎるという話。
理の概念は人それぞれ。
温泉地域在住の妊婦さんは
温泉に入ることが常識の地域も多くあり
世間の言い伝えとは大きく異なる。
野球の理は通用しない。
しかし
すべてではない。
むしろバッティングより
投球フォームの方が遥かに
「理に適って」いる。
ゴルフの。
距離感
コントロール
変化球
ターゲットの小ささ
体重移動
リリースのタイミング
ボディターン
挙げたらキリがない(笑
だから私は
野球経験者に必ず伝える。
バッティングを忘れ
投球フォームでゴルフをして欲しいと。
コントロールの抜群なピッチャーは
ゴルフがとても上手い。
というか
上手くなれる要素が高い。
あくまでも修羅の主観であり
指導経験上
自信を持って伝えている持論。
そう思っていなかった
野球経験者のアベレージが居たら
そんな感覚でゴルフスイングを分析して欲しい。
振りかぶる大きさと
ランナーがいる時のセットポジションの違いや
投げる時の手首を使うタイミング
上体と下半身の使い方
ターゲットを見ながら投げるという
距離感とコントロールの「基本」を
ぜひゴルフに活かして欲しい。
「理に反する」
どうにでも解釈できる言葉。
なんでボールを打つという同じ理が
野球とゴルフでこうも違うのか
なんで打つではなく
投げる方がゴルフに近いと言われているのか
その理不尽さこそが
ゴルフを知る上での大事な
「イマジネーション」だと私は確信している。
ピッチャーじゃなくていい。
どんな人も必ず守るし
守る以上投げなければいけない。
初めは
投げる手と踏み込む足が同じで(笑
距離感も全然合わなくて(笑
ゴルフ初心者が空振りするのと同じ(笑
それでも
理屈ではなく
ひたすらキャッチボールをすることで
体と脳がしっかりと
遠くへ正確に投げることを学んだはず。
ゴルフも同じ。
同じなんだよ。
理に反すると思っていたものが
実は真理だったり。
世間の常識や良識と同じ。
ゴルフのマナーもエチケットも同じ。
個人差が大きく
人それぞれだということ。
理屈を学ぶ暇があったら
一球でも多く球を打つこと。
道具を買うお金があるなら
コースへ出ること。
私の理。
誰がなんと言おうと
1mmもブレることがない私の理。
万年アベレージという言葉に
不快感を覚えるなら
読まなくていい。
誰も頼んでねーし(笑
お前のために書いているブログではない。
とっとと他へ行け。
こっちはそれくらいの強い意志を貫いて
4年以上ブログを書いている。
万年アベレージ。
その根拠や理由を
理解して下さるゴルファーにだけ
読んでもらえればいい。
理に反する動作こそ
再現性や精度の源。
ブレることのない私だけのスイング観。
他人のゴルフは
所詮他人のゴルフ。
自分のゴルフは自分で作れ。
誰に教わろうと
誰のアドバイスを参考にしようと
誰がなんと言おうと
そこだけは絶対に譲るな。
私を利用するなら遠慮は不要。
お礼も感謝もいらない。
ずっと伝えてきたこと。
「そもそも人の体は
ゴルフには向いていない」
ゴルフが難しい理由であり
上達に膨大な時間と努力が必要な理由。
ゴルフはひとりでは上手くなれない。
マラソンと同じで
励ましあう仲間や
競い合える仲間
同じ苦しみを共有できる仲間が居るから
諦めず
頑張れる。
研修会メンバー達のために
研修会メンバー全員が現在
”万年アベレージ”であるという現実を根拠に
これからも強く伝えていく。
20年続けても
90~110というゴルファーが
圧倒的に多いという現実の
根拠を
今後も変わらない
修羅の道ブログの理念と共に
記録。
ピンチの時こそ。
納得の球も打てず
外せないパットはあっさり外し
絶好のチャンスもフイにして
描いたスコアには程遠く
辛い思いをすることの方が圧倒的に多いけど。
悔しさも
情けなさも
苛立ちも落胆も
全部
全部胸に押し込めて。
道具や
同伴者やコースや天候のせいにせず
またゴルフと向き合う。
挫折を繰り返しながら
諦めず
諦めきれず
ちょっとずつ
また頑張る。
4歩も5歩も下がっても
歩みを止めず
今度こそと
またゴルフに向き合う。
楽しさや面白さだけじゃ
人は何も成長しない。
ピンチの時こそ。
苦しい時こそ。
人が成長するきっかけはいつも
そんな時。
明日突然ベストスコアが出せることなんてないから
急に上手くなることはないから
急がず
結果に焦らず
続けよう。
結果を出せない自分に刃を向けず
上手くなれない自分を諦めず
続けよう。
本気の人ほど結果は重くのしかかり
頑張っている人ほど結果は残酷。
それでも諦められない理由が
ゴルフにはある。
プライドだとか体裁だとか
そんなちっぽけな自尊心ではなく
もっと違う何かが。
苦しい時こそ真価が問われる。
ゴルフに限ったことじゃない。
大丈夫。
みんな同じ。
みんな必ず通るから。
そんな道を。
ブレるな。
クラブを振ると
私のような
大してヘッドスピードもない
飛ばないおじさんでも
その勢いは強烈。
その勢いに負けない
強い下半身と腹筋が不可欠。
しかし
筋力だけじゃ
その遠心力によるパワーはとても
抑えきれるものではない。
体が左に持っていかれると
スイングそのものが維持できない。
そこに
体の回転が止まり
クラブと腕ばかりが先行すると
「チキンウイング」
つまり左ひじがフォローで引ける。
それがナチュラル。
初心者のスイングそのもの。
上達するには
そのふたつの壁を乗り越えなければならない
と
私は思っている。
上体が左に流れてしまわないよう
体の軸を強く斜めに維持させること。
フィニッシュまで体の回転を止めないこと。
そんなふたつの壁を
言葉にすると実に簡単だけど
それを実践、再現させるのは容易ではない。
クラブの長短に関係なく
遠心力は強烈だ。
でも
長くなればなるほど
強く速く振れるようになればなるほど
その勢いは更に増す。
飛距離が伸びると精度が落ちるのはそのせい。
ヘッドやフェースをコントロールができなくなる。
遠心力を使うには
その勢いとは反対方向への
同じくらい強い力が必要。
これ(オレンジのライン)ではダメ。
左への勢いに負けている。
白線ぐらい右へ持っていかないと。
オレンジまで持っていかれると
チキンウィングになる。
勢いに負けて
左ひじを引いて体のバランスを保とうとする。
無意識に。
人のバランス能力は優秀だ。
考えなくても勝手に体がそうやってしまうもの。
もっともっと
もっともっと頭を右へ。
クラブが長くなればなるほど
その度合いを強くしていかないと
左への勢いに負けて
上体が左に流れ
左ひじは引け
ヘッドより上体が先行してしまい
インパクトでフェースは開く。
「振り遅れ」ってやつだ。
野球なら右へファールしかしないし
テニスなら相手のコートには入らない。
自分が思う何倍も大げさに
頭を右へ。
遠心力のかかる方向と
反対方向へ同等以上の力量を与えること。
そして
体の回転を最後まで止めず
しっかり回り切ること。
ヘッドアップを指摘する人は多いが
私は違う。
遠心力に負けない
反対方向への力をしっかり加えることができれば
そもそもヘッドアップするしないは関係ない。
頭を右へ。
頭は右足の上。
1mmも左にブレるな。
しっかり残して回せ。
白線ぐらい体の軸を傾けて
ハンマー投げのように
重心を反対方向にかけて
ブレるな。
スイングのフォローは
ハンマー投げと同じ。
ハンマー投げは
円運動の基礎をとてもわかりやすく教えてくれる。
軸は”作るもの”ではなく
台風の目のように
円運動のバランスによって自然と生まれるものであり
勢いと反対方向への力の強さと
双方向の力のバランスが左右均等にかかったとき
遠心力はより強くなる。
ブレないために
ふたつの課題をがっちりと固めよう。
勢いに負けない
ブレない体の傾きを維持させること
そして
体の回転を止めないこと。
どちらも大げさに。
自分の感覚を信じると
黄色い線にしか傾かない。
こんなスイングじゃだめだ。
そこは厳しく。
理不尽なことは世の中いっぱいある。
流されてはいけないもの
目をつぶってはいけないもの
巻かれてはいけないもの
必ずある。
その線引きは誰かが決めることじゃない。
誰かに影響を受けるものでもない。
自分で引け。
その一線を。
白線のように意思を持って。
ブレるな。
ブレるな。
貫くことは
苦しいけれど。
辛いけれど。
そこがブレたら
もっと辛いぞ。
迷い。
スコアが
メンタルで決まる理由のひとつに
「迷い」がある。
100を安定して切れるようになると
それはショット力が安定してきた証拠。
ショット力の安定は
当然スコアメイクの大事な土台であることは間違いないが
そのショット力を
より活かすためには
自分の実力に見合う戦略が不可欠で
伸び悩む人の殆どは
そこで足踏みしている。
ラウンドレッスンで
プレーぶりを見ていると
それがはっきりと手に取るようにわかる。
決して悪くないショットが
OBとなったり木に当てたりバンカーに届かせてしまったり
絶対に寄らないライに運んでしまったりと
そこそこスコアはまとまるが
その先にまではなかなか進まない。
アベレージの壁がもしあるとすれば
そこだろうと感じることはとても多い。
上級者に共通する部分として
「ジャッジの早さ」というものがあって。
それはもちろん最初から備わっているものではなく
判断で迷わないことが
ショットの成否に大きな影響があると
気付けるきっかけがあり
自分の技量に応じた
「ある種のルール」みたいなものが
上級者に成長するのに従い確率されていく。
ホールの形状やハザードの位置による迷い
ピンポジションによる迷い
風の方向や強弱による迷い
傾斜の対応による迷い
ラインの迷い
ミスショットをきっかけとしたスイングの迷い
クラブを選ぶまでの間に
狙い所を決めるまでに
様々なことを考えて選ばなければならないゴルフは
常に選択選択の繰り返し。
その分だけ
その数だけ
迷いが生じやすい。
その迷いは
そのままショットの成否に大きく干渉をする。
上級者はそれを痛いほど知っているから
できるだけシンプルにプレーをすることを優先し、大事にする。
正しい答えを求めようと
すればするほど迷いは強く大きくなる。
私はコースでは
できるだけ迷う要素を取り除きたい。
クラブ選びに迷い
構え方に迷い
握り方に迷い
振り方に迷っていたら
せっかく向上させたショット力は
コースで威力を発揮できない。
ゴルフはメンタル。
練習で積み上げた技量を
正しくコースで発揮するためには
必ず条件がある。
判断を早く下せる癖をつけたい。
自分にだけ通用する
「ある種のルール」を元に。
プロの精度にもなると
例えば一番手間違えたら
そのジャッジミスはそのままスコアに繋がるが
正直
90台、80台のゴルフでは
それが結果を大きく左右することは
殆どないと
私は思っている。
それは
研修会で実施してきた4本ラウンドが物語っている。
パターを除いた
わずか4本のクラブでプレーしたって
ちゃんとみんな
実力通りのスコアで上がってきた。
人によっては
実力以上のスコアが(笑
人によっては
ベストスコアまで(笑
わずか4本で。
「迷わないゴルフ」を学ぶための
ひとつの手段として私がずっと提唱してきたトレーニング法。
7番か
8番にするか
なんて迷える選択肢は
4本ラウンドにはない。
つまり
結果を決めるのは
そこじゃないということ。
アプローチも同じ。
SW一辺倒はある意味
迷いのない戦略とも言えるが
グリーン周りはフルショットと違って単純じゃない。
迷わないためには
決め事や約束事といった
「自分だけのルール」が不可欠。
「できるだけ上げない」
上げなければどうしようもないときだけ上げる。
私のアプローチの鉄則。
そう決めておけばアプローチも至って単純。
難しいことを自分から選ばないから
迷ようことは殆どない。
難しいことをしていないという自負があるから
打つときのプレッシャーも少ない。
私は下手だから
ロフトの大きいクラブで寄せようなんて
傲慢な発想はない。
転がすこと。
オーバーさせないこと。
下りを残さないこと。
曲がりの大きいパットを残さないこと。
狙い所を決めたら
あとはそこを狙って打つだけ。
「決め打ち」
これも自分だけのある種のルールであり
大事なメンタルのひとつ。
そういったひとつひとつの約束事が
マネジメントでありクラブジャッジの土台。
私は下手だから
悩んでも考えてもそれが
良い結果をもたらすことはない。
4本だけでプレーしたって結果は同じこと
そういう自分であることをよく知っている。
自分だけのルールを
ひとつでも増やすために
コースでいろいろ経験を積んできたから。
毎回のラウンドを糧にして
次のゴルフに繋げることができる人は
どんどん約束事が増えていく。
その数だけ迷いも減り
プレーのテンポがよくなり
自らリズムを崩すことは少なくなっていく。
その結果
ショット力がそのままスコアに繋がるようになる。
スコアとスイングにしか興味のないアベレージゴルファー達は
迷いの生じる場面での約束事がいつまでも増えない。
いつも自分しか見ていないから
見るべきものを間違っているから
ショット力が結果に繋がらない。
いつも迷い
いつも不安に追われ
まだ起こってもいない結果に怯える。
いっぱい見てきた。
そういうゴルファー達を。
4本でプレーすれば気付けることが多い。
自分がどれだけ迷いの中でゴルフをしてきたかに。
マネジメントや自分の技量は
そうやって学び、認識できるようになる。
・手前から下から
・ピンから逆算
・3打目をどこから打つか
どれも私だけのルール。
それが正しい間違いを必死で論じる人達は
その本質を何も理解していない人達。
そんなのは人それぞれだ(笑
誰かに押し付けることはないし
そんなことをしても何の意味もない。
私から学びたいと思っている人にだけ
これを伝えるようにしてきた。
その約束事は何でもいいの。
何でも。
大事なのは
自分で決めたことをちゃん最後まで守り続けること。
その内容じゃない。
約束事は自分だけのもの。
他人の答えになるものではない。
欲に負け
周りに煽られ
恐れ
焦り
迷い
スコアを乱す原因なんて
殆どはそんな部分でしょ?
傍から見ていると
技量の問題じゃないとはっきり感じるんだけど。
答え探しは
迷いの元。
答えは探すものではい。
というか
そもそも答えなんてない。
手前から下からは
下手な私がなんとか70台でプレーするための約束事。
アプローチで上げないことは
下手な私がグリーン周りでトップしたりチャックリしないための手段。
ピンから逆算する
3打目をどこから打つかを優先するマネジメントは
下手な私が迷わないための”脳内ルーティン”の一種。
3ウェッジシステムも
スイングは2種類でいいと決めていることも
狭いホールは飛ばすことも
長いホールは飛ばさないことも
すべては
下手な私がなんとか実力通りにプレーするための手段であり
自分に課したルール。
冷静に
勇気を持ってプレーするための約束事。
どれも自分で実践し
人に教えてみて
それで結果を残してきたという根拠がある。
どれも答えなんかじゃない。
どれも手段。
もっといいものがあるなら
”いつでも入れ替えられる”手段のひとつに過ぎない。
大事なのはその内容じゃない。
自分で決めたことすら忘れ
自分で決めた約束事すら見失い
結果に翻弄され
欲におぼれて無理をして
自滅していく
そんなみじめで
愚かで空しいゴルフを
いつもいつも繰り返さないための
予防線であり
お守りであり
保険であり
おまじない。
迷わないための
迷いで時間をかけて同伴者に不快な思いをさせないための
迷いで自分のリズムをぶち壊してしまわないための
手段。
正しいとか間違いとか
そんな愚かな発想のゴルフだけはやりたくない。
技量を正しくスコアに反映させたい。
すべてはそのために。
メンタルで結果を大きく崩さないためのトレーニングを
コースで正しく積んでいる人は非常に少ない。
もったいないゴルフをしている
アベレージはいっぱい居る。
言われたことないかな?
上手い人に。
ミスは必ずある。
必ず。
その一発のミスで一日をボロボロにしないためには
決め事や約束事は不可欠。
ミスは迷いや不信感を生む。
スコアはそこから崩れる。
「ミスをどう受け入れるか」
結果を大きく左右する
大事なメンタルだと私は決めている。
ゴルフはメンタル。
努力して培った技量を
コースで正しく使えるかどうかを決めるのも
つまりはメンタルだ。
迷うなと言っているのではない。
少しでも
減らす努力を。
一緒に回る。
短いクラブのショットは
精度がすべて。
ブンブン振り回したくはない。
PWでキャリー110y前後という
私の基準値を常にコース上で安定して再現するには
・インパクトの強弱をなくすこと
・インパクトロフトが変わらないよう入射角を安定すること
そのために
練習から常に心がけている意識が
「一緒に回る」というイメージ。
ドライバーやフェアウェイウッドのように
大きな捻転差
大きな弧
大きな体重移動
は
必要ない。
ガツンと”打ちに行かない”よう
ゆっくり下ろしてフォローで運びたい。
捻転差をつけず
ヘッドも手も腕も体の回転も
全部一緒に回して運びたい。
ゆっくり
柔らかく落ちてくる球が好き。
ヘッドスピードに強弱がなく
クラブと体の回転が
「ひとつ」になって
そーっと飛んでいく球を打ちたい。
まるでアプローチのように
ボールを運べるゴルフをしたい。
地味に
地道に
じーっと
そーっと
淡々とパーを積み重ねていく
そんなゴルフをしたい。
七つ道具。
自分の感覚だけで
出来ているとか
出来ていないとか
判断することはしない。
私を含め
自分の感覚が正しいと思ったものが
本当に正しいことなんて殆どないから。
判った気にならないこと
知った気にならないこと
私にとって
大事なメンタリティー。
スイングだけじゃない。
不変の三大基礎
グリップ
ポスチャー
アライメント
この3つは
いともあっさりと狂う(笑
できていると思うな。
自分は大丈夫だなどと絶対に過信するな。
すぐに狂ってしまうから
「基礎」と呼ばれているのだ。
弾道や飛距離
高さや方向性が狂いだすということは
何かが
どこかが
自分の感覚と現実に
ギャップ(ずれ)が生じている。
基礎なのか
リズムなのか
軌道か
入射角か
ちゃんとはっきりさせること。
”自分の感覚”では絶対に修正できない。
私はそう決めている。
何が狂いだしているかを
客観視するには
その通り
「客観視」するのが一番簡単で明確。
そのために必要なものがある。
練習に必ず携帯する
私だけの七つ道具。
デジカメ(主にリズムチェック)
70mmゴムティー(アタックアングルチェック用)
インパクトマーカー3種(スマッシュファクトチェック用)
スムーススイング(両ひじの感覚チェック用)
ウェイトアップ(ストレッチ用)
練習中に違和感があったり
イメージする弾道と違ってきたら
自分の感覚がズレてきていると結論付け
これらのアイテムを利用して「現実」を知る努力をする。
こんなはずはない!
なんでこんなひどい球が出るんだろう?
そんな悩みや不安を抱えながら
ばかすか汗だくになって打つ
そういう練習だけはやりたくない。
練習中のそんなメンタルは
コースでミスを引きずって
スコアもメンタルもぐだぐだになるゴルフと
まったく同じ。
そこまで自分の腕に確信を持ってはいけないし
そこまで自分を過信しない。
本番は
練習のように「下手な鉄砲」を数打つことはできない。
一発勝負。
一発がすべて。
せめて練習中は
結果がダメだと判断したら
そのギャップを見つける努力をする。
何がいつもと違うのか
何が狂い始めているのか
”できるだけ早く”確認をして
”できるだけ早く”修正をかけること。
無駄に遠回りしないための大事な手段。
日々のそんな繰り返しが
「簡単に下手になる」ゴルフというスポーツには
欠かせないから。
グリップのわずかなズレが
ポスチャーのわずかなブレが
アライメントの誤差が
弾道やミート率に
飛距離や方向性に
結果に大きく大きく作用する。
過信しないこと。
自分はできていると
自分は守れていると
自分は正しいと
自分は知っていると
絶対に思わないこと。
ゴルフにゴールはない。
上手くなればなるほど
その腕を維持させるのは大変で
そこから更に上を目指すのはもっともっと大変で
そういうことを知っている人だけが
基礎を
練習を
大事にする。
七つ道具は
私の大事な大事な
客観視するためのアイテム。
年中使う必要はない。
練習中に何かがおかしいと感じたとき
コースで意識と現実にギャップが生じたとき
利用すればいい。
練習に対する考え方や向き合い方は
上達するしないに大きく影響する。
まずは現状を維持すること。
まずは今より下手にならないこと。
そのためには
基礎の確認を
常日頃から欠かさないこと。
簡単に狂いだすものだから
簡単に狂わせてはいけないものだから
基礎。
反復練習ってどういうことか
反復練習の継続とはどういうものか
”知らない人”のためだけに
記録。
必死で直したなぁ。。。
ライン出し。
改めて
ライン出しをチェック。
・高さを抑える
・方向性第一
私だけの
ライン出しの定義。
そのために
・短く握る
・フィニッシュを抑える
ライン出しは
ランニングアプローチと同じ。
キャリーを出すことより
大きなミスをしないことを優先する技術。
方向性を優先するということは
飛距離を殺すという意味。
殺した飛距離は番手を上げて対応すればいい。
20yを
SWではなくPWや9鉄で打つのとまったく同じ原理。
左右が狭いとき
ねらい目が小さいとき
風が強いとき
ライが悪いとき
傾斜が強いとき
中間距離
林からのレイアップ
などなど
それを必要とするケースは多々ある。
当たりは薄くていい。
トップでもOK。
厚く打たないこと。
絶対にダフらないこと。
フックを打たないこと。
そのためには
手打ちにならないこと。
体を回すこと。
打ち急がないこと。
フェースを返さないこと。
地道に
時間をかけて。
ライン出しのトレーニングは
そのままアプローチのトレーニング。
私のゴルフに於いて
スコアメイクの鍵を握る
大事な技術のひとつ。